突然ですが、飼い主の皆さん、ペットのお留守番でこんな経験ありませんか?
-外に出て帰ってきたら、家の中がぐちゃぐちゃ、泥棒かと思ったけど犯人は家の中にいた!
-リモートカメラで見てみたら留守中ずっと鳴いていた!
-普段はちゃんとトイレを使うのに、留守中とんでもないところで粗相をしていた!
ワンちゃんや猫ちゃんは社交的な動物です。
飼い主さんやほかのペットと一緒にいるのが大好き。
飼い主さんの声を聞いたり、気配を感じたりすることで気持ちが落ち着きリラックスできるのです。なので、ペットにとってはひとりぼっちでいる時間(お留守番)がストレスになってしまうこともしばしば。
猫ちゃんはワンちゃんとくらべると独立心が強いものですが、あまりにも長い時間ひとりぼっちでいると、不安になってしまうこともあります。ワンちゃんより長い時間お留守番ができるといっても、猫ちゃんだって誰かにそばにいてもらいたいのです。
ペットの不安が雪だるま式に膨れ上がってしまうことを防ぐために、下記のような行動がみられたらすぐに対策をとってあげることが大切です。
―ワンちゃん猫ちゃんのSOSのサイン ―
- あまり寝なくなる
- 人やほかのペットに対する態度が変わる
- 姿勢が変わる
- 不適切な場所での粗相
- 体重が増減する
- 無駄に吠える・過剰に鳴く
- 過剰なグルーミング
こんな行動がみられても、ペットがお留守番に慣れて、ひとりの時間でも落ち着いて過ごせるようにする方法はたくさんあります。
ちょっとの気遣いで結構変わるものですよ。
では、いくつかのアイデアをご紹介します。
①少しずつお留守番に慣れてもらおう
まずは短時間のお留守番から始め、ゆっくりとその時間を長くしていきましょう。こうすることで、ワンちゃん猫ちゃんはひとりの時間にも慣れていきます。これを2、3回繰り返すうちにお留守番に慣れていきます。そうしたら、徐々に時間を長くしていきましょう。
少しずつ時間をかけて、お留守番の時間も楽しいくつろぎの時間だと理解するようになります。
②環境が整っているか確認しよう
ワンちゃんの場合、まず、お留守番の間にワンちゃんにいてもらいたい場所を見つけましょう。次に、その場所がワンちゃんにとってリラックスできる居心地のいい空間となるよう環境を整えましょう。
お水、フード、おもちゃを用意することもお忘れなく。
猫ちゃんの場合、猫ちゃんにとっての必需品を十分に用意してあげましょう。お水、清潔なトイレ、フード、おもちゃ、キャットタワー、毛布などは必須アイテムです。
③バックグラウンドで音を流してみよう
ほんの少し音を流してあげることで、ペットの気持ちが和みます。
ラジオやテレビを少しだけの音量でつけておくのもよいでしょう。バックグラウンドに音が聞こえていれば、ワンちゃん猫ちゃんは、飼い主さんと離れている時間でも、あまり寂しさを感じることなく、うまく慣れていきます。
④ジルケーンを与えてみよう
お留守番の前に、ペットの不安に寄り添うサプリメント「ジルケーン」を与えてみましょう。
ジルケーンはペットが環境の変化にスムーズに対応するサポートをします。
ペットがひとりでお留守番ができるようになるには、時間がかかる場合もあります。
また、上記の方法では効果がなく、ワンちゃん猫ちゃんが上手くお留守番をすることができないという場合は、獣医師の先生や動物行動の専門家に相談してみてください。