ペットもどうぶつ病院で定期的に健康診断を受けることが大切です。最近では飼い主さんが病院へ行きやすいように、多くの病院で様々な工夫がされていますが、それでも、ワンちゃん猫ちゃんにとっては、病院を訪れることがストレスの多い体験となっていることもしばしば。それは、初めて病院を訪れたときに嫌な経験をしたり、以前、病院で怖い思いをしたりしたことが原因かもしれません。ペットが怯えていたり、あまりにも大きな不安を感じていたりすると、獣医師の先生は診断に手間取ってしまいます。そのためにも、まずはペットを落ち着かせてあげることが大切です。
ワンちゃん猫ちゃんをどうぶつ病院に連れていく前に準備をしましょう
受診の前に、ペットをリラックスさせるためのヒントをいくつかご紹介します。
① 事前にどうぶつ病院を訪れよう
飼い主さんとペットが一緒にどうぶつ病院に立ち寄り、気軽にご挨拶をしたり、おやつやおもちゃ、ジルケーンといった健康補助食品を買ったりするだけでも、ワンちゃん猫ちゃんはその病院を楽しい場所として記憶します。車で病院に行く場合は、そのドライブも嬉しい時間として関連づけられるようになります。
② 人に触られることに慣れさせよう
獣医師の先生は診察の際、ワンちゃん猫ちゃんを押さえなくてはなりません。ペットは先生のことをよく知らないため、怯えたり興奮したりすることがあります。だから、お家で人に触られることに慣れさせておきましょう。例えば、優しい声と穏やかな口調でペットに話しかけたり、たくさん撫でてあげたり、少しだけ押さえてみたりしてください。ご褒美におやつをあげるのも良い手でしょう。こうすることで、ペットは飼い主さんに触られるたびにどんどんくつろぎを感じるようになります。そうしたら、次は飼い主さんのご家族やご友人にもペットに触ってみてもらいましょう。人に触られることに慣れていれば、ワンちゃん猫ちゃんが獣医師の先生に大きな不安を感じることはありません。
③ “そんなとき、ジルケーン!”
ペットの不安に寄り添うサプリメント「ジルケーン」を与え、ペットが安心して受診当日を迎えられるよう備えましょう。ジルケーンは、受診日の1~2日前に与えることをおすすめします。1日1カプセルでOK。カプセルを開けてパウダーをお水やフードに混ぜて与えることもできます。
④ おもちゃやおやつを持参しよう
どうぶつ病院に行く際には、ペットのお気に入りのおもちゃやご褒美のおやつを持参することも忘れずに。ペットの気をそらしたり、緊張をほぐしたりするために使用できるほか、診察後のご褒美として与えることができます。